前 兵庫県たつの市議会議員 永富 靖のホームページです。

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学校のユニバーサル化は「特別」じゃない。
日常から受け入れる体勢づくりが大切

 学校施設は、子供たちが安全・安心に学習・生活できるとともに、地域のコミュニティの拠点として、また災害時の避難場所としての役割があります。
そこで、安全を確保するために耐震化工事が進められていますが、障害のある子供や、また健常な子供が、ケガなどにより、短期間とはいえ車いす生活になった時に、安全かつ円滑な学校生活を送れる施設でなければなりません。
 またバリアフリー化された施設の利用を通じ、子供たちに障害者に対する理解を深める学習効果が期待できます。
 また、ユニバーサルデザイン※1の観点からも全学校に、エレベーターの設置や全階に障害者トイレの設置等、更なるバリアフリー化を進めなければならないと考えます。
※1.老若男女、障害・能力の如何を問わずに利用できる施設。

自然災害の驚異から少しでも安心を。
雨水幹線整備と共に求められる事業。


仕上げコンクリート(仕上がり内径2.8m)

 今年も局地的豪雨による災害が全国各地で発生しております。今後、台風の季節を迎えるにあたり本市でも決して対岸の火事ではすまされません。特に揖保川地区の馬路川流域での水害対策は永年の課題であります。
そこで皆様もよくご周知の様に、平成19年度より開始しております「半田神部中央雨水幹線整備事業」の来年春の完成が待たれるところであります。工事の進捗状況としては全長1,790mのトンネルに対して730mまでと、全体の約4割が完成しております。


能力アップが望まれる、揖保川ポンプ場

しかしこれで大きな不安要素のひとつは無くなりますが、ゲリラ豪雨とも言われる局地的豪雨に対しては、まだまだ安全と言えないと思います。引き続き、国交省への「揖保川ポンプ場のポンプ能力アップ」「揖保川中州の浚渫※2そして県への「馬路川の堆積土砂の除去」の要望が必要だと考えられます。今の私の立場を踏まえた上で、皆様と共に頑張っていきたいと思います。
※2.河川などの底面をさらって土砂などを取り去る土木工事のこと。